不倫相手と夫と3人で話し合いをするときの注意

夫に浮気された女性からの相談で「浮気相手と夫と3人で話し合いをしてきました」というケースも多くあります。「これから3人で話し合いをしたい、夫の浮気相手と直接会いたい」という相談もあります。浮気相手と夫とご自身の3人で会って話したい、という方のために情報をまとめました。

 

不倫相手と夫と3人で会いたい理由は?

  • 不倫相手から謝罪して欲しい
  • 不倫相手に不倫を認めさせたい
  • 不倫相手に二度と会わないという念書(誓約書)にサインさせたい
  • 不倫相手がどういう理由で不倫したか知りたい

などが多いと感じます。その他に、文句を言ってやりたい、どんな人か会ってみたい、という方もいました。

 

実際に3人で会った人の感想は?

お客様からの話です。(脚色しています)

会って良かった人

  • しっかりと不倫を認め、謝罪があった。慰謝料も払う考えがあるとのことだった。
  • 自作した念書にサインしてくれた。二度と夫に会わないと約束してくれた。

会って嫌な気持ちになった人

  • 終始、無言だった。ずっと夫を睨んでいた。謝罪はなかった。
  • 誓約書には絶対にサインしないと拒否された。逆ギレされた。
  • 会う約束をしても何度もドタキャンされた。時間の無駄だった。
  • 知りたくないことを聞かされた。まったく反省していなかった。
  • 夫が認めている内容と違った。
  • 夫が浮気相手を守り、夫婦の関係が悪化した。(彼女を責めているお前を見て愛情がなくなった)
  • 浮気相手に会って、こいつの匂い、しぐさ、話し方、持ち物、すべてが忘れられない。体調が悪化した。彼女が持っていたブランドが大嫌いになった。

 

注意事項:話し合う義務はない

まず大前提として、浮気相手の女性は、奥様に会う義務はありません。謝罪する義務もありません。

このため、相手が会いたくないと拒否しているのに、無理に会うことを求めると、強要罪などを主張されてしまう可能性があります。同様に、「会わないなら〇〇する」と脅してしまうと、相手から脅迫罪などを主張されてしまう可能性があります。相手が拒否しているのに、無理に会おうとすることはやめましょう。

 

相手は書類にサインしないと考えた方がいい

浮気相手に会って、奥様がネットを見て自作した念書や誓約書にサインさせたい、という方もいます。

ただ、これは現実的には難しいです。相手もスマホで色々と調べています。浮気して奥様に呼び出されても、絶対に書類にサインしてはいけない、という情報を読んでいる可能性がかなり高いです。そうした情報がたくさんヒットします。こちらも同様に、相手が拒否しているのに、無理に書類にサインさせようとするとトラブルになってしまうので、絶対にやめましょう。

 

会えても、期待通りにはならないと覚悟した方がいい

3人で会って話し合おうと連絡しても、相手から拒否される可能性も高いです。そして、会うことができた場合でも、浮気された側の期待する通りになることは少ないと考えましょう。上記のように、浮気相手と会って、後悔している方もいます。

 

もし3人で会うのであれば

もし、こうしたデメリットを理解した上で、3人で会うのであれば、ファミレスなど、他に人のいる場所(衆人環境)で会った方が良いでしょう。自宅、車の中、カラオケなどは、密室のため、トラブルになると危険です。あとで相手から「恐怖を感じて拒否できなかった、逃げられなかった」と主張されてしまうリスクがあります。

録音はないよりはあった方がいいと思います。それよりも、相手にも録音されている前提で、気を付けて会話をするように注意した方がよいでしょう。

念書や誓約書も、書いてくれるのであればよいと思いますが、無理に書くように強要はダメです。基本的には書いてくれないと考えておきましょう。不倫を認める内容だけ、夫と二度と会わないという内容だけ、など、目的が限定されている書類の方がサインしてくれるかもしれません。

慰謝料についても、その場で具体的な金額を決めることは難しいと思います。相手にも考える時間が必要です。

 

目的をはっきりさせる

もし、3人で会うのであれば、話し合いの目的を事前に明確にしておいた方が安心です。

  • 肉体関係を持ったことを認めるか聞く
  • 既婚者だと知っていたか聞く(知り合った方法を聞く)
  • 相手が独身か既婚者か確認する
  • 連絡先を聞く
  • もしくは慰謝料請求書を手渡す

肉体関係を持ったことを認めるか聞く

ご主人が複数回の肉体関係を認めていれば基本的には不要だと思いますが、念のため確認した方が確実です。回数が少ない場合には、ホテルには行ったけれど何もしていない、という可能性もあるため、詳しく聞いた方がいいかもしれません。

既婚者だと知っていたか聞く(知り合った方法を聞く)

あとで「既婚者だと知らなかった」と言われないように、ご主人が結婚していたことを確認した方がいいかもしれません。「知らなった」という場合には、どうやって知り合ったのか、いつ知り合ったのかなど確認した方が良いでしょう。

相手が独身か既婚者か確認する

相手が既婚者の場合、相手の配偶者からも慰謝料請求される可能性があります。必要に応じて、聞くべきかもしれません。ただ、もし相手が既婚者であっても、配偶者が本当に知らなかった(過失もなかった)ときには、基本的に慰謝料を払う義務はありません。慰謝料を払いたくないので既婚者だと嘘をつく人もいるので、注意が必要です。

連絡先を聞く

住所を聞きたい、という方も多いですが、教えてくれないことも多いです。住所ではなく、電話番号の交換くらいが現実的かもしれません。

もしくは慰謝料請求書を手渡す

何度も書いているように、相手が念書などにサインしてくれない可能性が高いです。

先に慰謝料請求書を作成しておき、手渡すという手段もあります。こちらの要求が明確になっている方が、相手も安心です。「慰謝料請求します!」とだけ伝えると、相手は「100万円?200万円?訴えられるの?」と不安になってしまいます。それが「円満に70万円を」と伝えれば、あっさり払ってくれる人もいます。

 

コラム:夫はその場にいない方がいい

ここまで、浮気相手と夫と自分の3人で会うケースをご紹介しました。

しかし、経験上、その話し合いの場にご主人はいない方が良いと感じます。ご主人がいると、余計なことを言われたり、余計な行動をされた方が多いです。

  • 「彼女は悪くない、俺が誘ったから俺が悪い」と話を邪魔してくる
  • 「慰謝料は俺が払う、彼女に請求するな」とうるさい
  • 「彼女に慰謝料を請求するならお前とは離婚する」と脅してくる
  • 浮気相手に質問しているのに、夫が答える
  • もともと夫婦仲が悪くかった、お前のここが嫌だった、など余計なことを言う
  • 妻ではなく、浮気相手に味方する、守ろうとする

などなど、嫌な気持ちになった話をたくさんたくさん聞いてきました…。

まずは本当に3人で会うか(ご主人がその場に必要か)を慎重に考えることをオススメします。ただ、浮気相手と二人で会うことは不安だと思いますし、オススメしません。冷静な姉妹、親、友人などに同席してもらって、基本的には黙っていて貰うなどが良いと思います。(二人で責めると、あまりよくないので)

 

不倫相手と夫と3人で話し合いをするときのまとめ

浮気相手と3人で会うときには注意点がたくさんあることをご紹介しました。色々と不安が多いと思います。まずは専門家にご相談された方が安心だと思います。

LINE相談は無料です。24時間365日受け付けているので、「夫の浮気相手とこれから会う、会いたい」という方は、お気軽にご相談くださいね

 

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※ 相手の住所が分からなくても相談OKです

※ 探偵に依頼して得た証拠などがなくても、配偶者が肉体関係を認めていれば請求できます