夫に浮気されて苦しんでいる方の話をたくさん聞いてきました。少しでも、浮気された悲しみを遠ざけるためのアドバイスです。
- 夫の嘘が許せない、旦那の嘘が許せない
- 夫の浮気が一生許せない
- 仕事と嘘をつく旦那のことが許せない
というご相談です。
浮気されたことより、嘘をつかれたことが許せない
浮気が原因で離婚を考えている方によく言われることのひとつに、『浮気されたことよりも、仕事と嘘をつかれていたことが許せない。仕事だと思っていたから応援してきたし、子供たちも我慢してきた。子供の運動会や学芸会に夫が来なくても責めなかった。なのに、不倫してただけだなんて…。もう一生、夫を信用できないし、許せない。』というものがあります。
仕事だ、と嘘をつく
浮気をするとき、男性も女性もほぼ必ず嘘をつきます。その多くは、残業だ、休日出勤だ、出張だ、など仕事関係です。その他に『男友達と飲みに行く』『ひとりでパチンコしていた』などもあります。また、浮気発覚時にも嘘をつきます。『肉体関係はなかった』『女性の家には泊まったのは1回だけ』などです。
明日は浮気します、という人はいない
まずは、浮気するときの嘘について考えましょう。
上記のように、仕事と嘘をついて浮気している人がほとんどです。奥様や子供は、お父さんは仕事を頑張っている(と思っている)ので応援しているし、父親と遊びたくても我慢してきたかもしれません。しかし、それが浮気だと知ると、余計に許せません。自分はまだしも、子供を裏切ったことに対して、とてもムカつきます。
ただ、当たり前ですが、『今日、浮気してきまーす』という人はいません。必ず、浮気するときは嘘をつきます。それは子供を苦しめようとか、子供のイベントより浮気が大事、ということではありません。単純になにも考えていないだけです。
もちろん、浮気も嘘も、どちらもダメですし、許せません。ただ、浮気と嘘を分けて考えることは、あまり賢明ではありません。浮気と嘘は、必ずセットなのですから。
正直に認める人は誠実か?
次に、浮気を問い詰めたときの嘘について考えてみましょう。
浮気を問い詰めたときも、ほとんどの男性が嘘をつきます。『なにもない』『会っただけ』『LINEの内容はただの冗談』『ホテルに行ったけど寝ちゃってなにもしていない』などです。これ以外にも、たくさんあります。
実は、ごく一部ですが、嘘をつかず、すぐに全てを認める男性もいます。聞いてもいないのに、いつから浮気していて、どのくらい会って、彼女のどこが好きで、なにが楽しくて、他にも浮気相手がいて、過去にも浮気していた…などをペラペラ話す人も実際にいます。隠し事がなくなって、本人は楽になります。
この人は正直に話しているので、誠実といえるでしょうか?
おそらく、そう感じる方は少ないと思います。浮気は、知りたくないこと、知らない方が良いことがたくさんあります。それは奥様も分かっています。しかし、どうしても聞いてしまうのです。頭で理解していることと、行動は一致しません。
結局、聞かなくていいことを聞いて、正直に答えられても、嘘をつかれても、どちらも傷ついてしまうのです。
離婚されたくないから嘘をつく
ほとんどの浮気は、遊びです。離婚したいと考えている方が少数派です。つまり、浮気するときも、浮気がバレたときも、嘘をつくのは離婚したくないからです。離婚してもいい、という人は、そもそも嘘をつかないこともあります。(慰謝料を払いたくないから嘘をつく人もいますが)
浮気に関しては、正直であることが重要だとは思えません。重要なことは、しっかり反省していること、もう浮気しないこと、将来を考えることです。
誰もが正直ではない…かもしれない
例えば、ご主人がものすごく正直で、『今日のご飯は美味しくない』とか『その服は似合っていない』とか『疲れているから子供と話したくない』などと言う人だと、きっと嫌な気持ちになると思います。普通の家庭であれば、ちょっとくらい好みでなくても美味しいと言いますし、疲れていても子供が悲しむことは言いません。
浮気の際の嘘も、これと少しだけ似ているのかもしれません。わざわざ奥様が悲しむことを言わないための嘘なのです。もちろん、浮気も、嘘も、子供を傷つけたことも許せません。許す必要もありません。ただ、嘘をつかれたことは、あくまで浮気の延長、セットであって、嘘が問題の本質でもないと思います。
大切なことは、浮気された奥様が少しでも早く日常に戻れることです。
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※ 相手の住所が分からなくても相談OKです
※ 探偵に依頼して得た証拠などがなくても、配偶者が肉体関係を認めていれば請求できます