養育費の新算定表について

 

養育費の”算定表”をご存知ですか?

養育費算定表とは、養育費の相場が分かる表(計算方法)で、子供の人数や年齢、父親と母親の年収などによって、ある程度の養育費の金額がすぐに分かるものです。算定表についてはネットで調べたり、誰かに相談してご存知かもしれません。

 

しかし、養育費算定表については、あまり知られていません。

新算定表は、2016年に提言された、養育費の新しい計算方法です。簡単に説明すると、現行の算定表よりも、高い金額の慰謝料が算出されます。背景は、シングルマザー世帯の貧困です。詳しくは書きませんが、母子家庭の生活は経済的に厳しいことが多い、現状があります。

養育費は、最も大切な決めごとです。最初から諦めず、しっかり考えることをオススメします。

 

【2018年5月追記】

養育費について詳しく調べている方の場合、「新算定表はほとんど意味がない(採用されない)」ということまでご存知かもしれません。

しかし、2018年5月8日の読売新聞によれば、審判(裁判所での手続き)で新算定方式の適用を求めたケースで、家庭裁判所が2件を採用したそうです。2017年11月の名古屋家庭裁判所、同年12月の福岡家庭裁判所だそうです。

簡易算定方式(現行の算定表)だと約16万のところ、23万円に増額した判断がされたようです。まだまだ当たり前とまでは言えませんが、非常に大きな進歩です。

近年、養育費の考え方、常識は大きく変化しようとしています。当事務所では、最新の情報にも留意しながら、離婚協議書を作成しています。