養育費の新算定表について

※令和元年12月23日に養育費の算定表が改定されました。こちらを令和元年改定版算定表と表記します。このページは2016年に提言された算定表についてのご紹介です。

 

養育費の”算定表”をご存知ですか?

養育費算定表とは、養育費の相場が分かる表(計算方法)で、子供の人数や年齢、父親と母親の年収などによって、ある程度の養育費の金額がすぐに分かるものです。算定表についてはネットで調べたり、誰かに相談してご存知かもしれません。

しかし、養育費算定表については、あまり知られていません。

新算定表は、2016年に提言された、養育費の新しい計算方法です。簡単に説明すると、現行の算定表よりも、高い金額の慰謝料が算出されます。背景は、シングルマザー世帯の貧困です。詳しくは書きませんが、母子家庭の生活は経済的に厳しいことが多い、現状があります。

養育費は、最も大切な決めごとです。最初から諦めず、しっかり考えることをオススメします。

 

【2018年5月追記】

養育費について詳しく調べている方の場合、「新算定表はほとんど意味がない(採用されない)」ということまでご存知かもしれません。しかし、2018年5月8日の読売新聞によれば、審判(裁判所での手続き)で新算定方式の適用を求めたケースで、家庭裁判所が2件を採用したそうです。2017年11月の名古屋家庭裁判所、同年12月の福岡家庭裁判所だそうです。

簡易算定方式(現行の算定表)だと約16万のところ、23万円に増額した判断がされたようです。まだまだ当たり前とまでは言えませんが、非常に大きな進歩です。

 

【2019年12月追記】

令和元年改定版算定表が発表されたことで、この「新算定表」という表記は適切でないと思います。また、今後の位置づけも不明です。

ただ、ざっくり紹介すると、令和元年改定版算定表よりも「新算定表」の方が高い金額になると思います。難しいところですが、令和元年改定版算定表でシングルマザーが経済的に豊かになるわけではありません。こちらの算定表の背景などを考慮して決定されても良いかと思います。