夫に浮気され、どうしても一緒に暮らすことが辛くて一時的に別居している方、これから別居をしようと考えている方がいるかもしれません。しかし、浮気が原因で別居すると、少し後悔するかもしれません。
浮気の悩みをたくさん聞いてきた当事務所の経験(LINE登録数は4900人以上)をご紹介します。
夫の浮気が原因で別居したくなる理由
- 夫と一緒にいるのが辛い、夫の顔をみたくない
- 夫と一緒にいると浮気を思い出してしまう、いろいろと言いたくなってしまう
- 自分は眠れないのに、隣で夫は普通に眠っていることがむかつく
- 夫が普通に暮らしていると反省していないように感じるし、逆にめそめそしていてもむかつく
- 子供の前でケンカしてしまいそうで、ケンカを見せたくない
- 夫の前で泣きたくない、泣いている姿を見せたくない
などというお悩みをよく伺います。
夫の浮気が原因で別居をおすすめしない理由
それでも当事務所では、ご主人の不倫が発覚しても、原則的には別居をあまりおすすめしていません。それは、これまでの経験上、別居して苦労されている方が多いためです。
別居は色々と支障が多い
まず最初に、原因に関係なく、別居は色々と支障がある場合があります。
例えば、奥様とお子様が実家に戻る場合には
- 奥様の実家から奥様の職場や子供の学校や保育園が遠い、通うことが大変、習い事に行けない
- 奥様の実家ではずっと妻と子供が暮らすには不便(子供の本やゲームがない、季節の着替えがない、郵便が届かない)
- 奥様の親からの干渉や小言が不快、親と一緒に暮らすのが疲れる
- 子供が不安定になる、家に帰りたいと泣く
などがあるそうです。逆に、奥様とお子様がいまの家に住み続け、ご主人だけご主人の実家に戻した場合は
- ご主人の親から復縁のお願いがくる(ご主人の親を関係者にしたため)
- 職業や会社によっては、勤務先に届出が必要になる(会社に届出している場所以外から通勤すると、交通費の不正受給となり、意外と重い処分の対象となる可能性があります。また、通勤時の事故は労災の対象となるので、事故が起きたときなど困ります。原則的に、ご主人がその家に住まなくなった場合には、会社に届出が必要です。しかし、なかなか職場に家から追い出されましたと伝えるのは困難です)
などの大変さがあるそうです。
復縁のタイミングが難しい
最も大きな理由は、別居を解消するタイミング、復縁するタイミングが難しいためです。
別居をはじめることは簡単です。ただ、戻ることはとても難しいです。別居を解消し、家に戻るタイミングの理想は「奥様が浮気を許したとき」「奥様の気持ちが落ち着いたとき」ですよね。しかし、そんな日などくるでしょうか? 残念ながらすぐには来ません。つまり、「別居を解消する日」は現実的には、奥様がご主人を許した日ではなく、上記のような支障が大きいから仕方なく別居を解消する…というグダグダな感じになってしまうことが多いです。
別居中に夫が不倫していないか心配になる
こちらもよく聞くご意見で、ご主人と別居してしまうと、ご主人が何時に帰宅したのか、休日にどこで何をしているのかが分かりにくくなります。つまり、ご主人がまた浮気していても分かりにくくなってしまいます。
分からないと、人は不安になってしまいます。ご主人の浮気が発覚してすぐに奥様が奥様の実家に帰ったけれど、夫の様子が分からなくて不安なので家に戻りましたという方は非常に多いです。
婚姻費用や生活費など、お金の面が問題になることがある
こちらも難しい問題です。別居すると、出費が増えることが多いです。また、お金の管理が難しくなります。
例えば、ご主人の給料を奥様がすべて管理していて、その中からこれまで通り、住宅ローンや自動車ローンの返済、光熱費、携帯代、子供の習い事代などなどを差し引いて、ご主人に生活費5万円だけあげる、残りは奥様が使える…という家計ならいいかもしれません。例えば、ご主人の手取りが40万円だと仮定すれば、15万円程度を奥様が自由に使えるかもしれません。(ボーナスは無視して年収600万円)
しかし、必ずしもそうなるとは限りません。実は別居中の生活費(婚姻費用)にも、養育費と同じように算定表というものがあって、相場があります。
この相場によれば、
ご主人の年収が400万円、奥様の年収が100万円、小学生のお子様が2人の場合、婚姻費用の月額は8万4千円です。
ご主人の年収が400万円、奥様の年収が400万円、小学生のお子様が2人の場合、婚姻費用の月額は5万4千円です。
ご主人の年収が600万円、奥様の年収が100万円、小学生のお子様が2人の場合、婚姻費用の月額は12万9千円です。
ご主人の年収が600万円、奥様の年収が400万円、小学生のお子様が2人の場合、婚姻費用の月額は9万8千円です。
ご主人の年収が800万円、奥様の年収が100万円、小学生のお子様が2人の場合、婚姻費用の月額は17万円です。
ご主人の年収が800万円、奥様の年収が400万円、小学生のお子様が2人の場合、婚姻費用の月額は14万円です。
どうでしょう? 実は、婚姻費用が安すぎて生活ができない!という方は珍しくありません。
例えば、ご主人の年収が800万円の場合、手取りは月額50万円です。(ボーナスは毎月で平準化)
それが毎月17万円で暮らすことになります。この17万円の中からお子様の習い事代、奥様の携帯代、食費を払うことになります。奥様の実家で家賃がかからないなら暮らせると思いますが、それなりの広さの家を借りて住むことは不可能です。
また、別居することによって、ご主人の勤務先の就業規則によっては扶養手当や家族手当の対象外となることもあります。
別居後の生活費を考える場合には現在の家計ではなく、算定表の目安、つまり最低限、必ず受け取れる金額をベースに考えた方が無難です。
夫の浮気のせいで、悪影響が大きくなる
『夫の浮気が原因で、いま私と子供だけ私の実家で暮らしています。前の家と遠いので子供が幼稚園に通えなくて困っています…』というお悩みがあります。
ご主人が浮気して、奥様のお気持ちが傷ついたことは間違いありません。ただ、いまお子様が幼稚園に行けなくて悲しんでいる事実が直接、ご主人の浮気が原因かと言われれば難しいところです。もちろん、誰の責任かと言われれば100%ご主人の責任です。奥様はまったく悪くありません。
こうしたことで奥様が罪悪感を感じてしまうことがあります。原因がなにか、誰が悪いのか、という話ではなく、お子様が悲しんでいる事実があるためです。
このように、奥様が自分を責めてしまうことは多々あります。私が別居したせいで親に迷惑や心配をかけている、職場に迷惑をかけたかもしれない、などです。特に人は弱っているときほど、ネガティブに考えてしまいます。
繰り返しになりますが、ご主人が浮気したことも、別居によってお子様が影響を受けたことも、奥様はなにも悪くありません。これは間違いありません。ただ、そうは言っても現実は変わらないので、お子様を幼稚園や保育園、学校に通いやすくするために別居を解消することも賢明かと思います。
別居するなら、事前に期間や復縁の条件を決めることがおすすめ
もし別居するのであれば、事前に上記に備えておくことが大切です。具体的には
- 別居の期間を決めておく
- 別居解消のための条件や筋道を決めておく
- ご主人が浮気していないか奥様が不安にならないような対策を決めておく
- 婚姻費用や給料の管理、支出の負担を決めておく
- 奥様とお子様がマイホームに住んで、ご主人が家を借りる
などです。
当事務所では「別居の合意書」の作成をご依頼いただけます。上記の内容を書類にしたり、その条件についてアドバイスすることが可能です。
その他にも「不倫相手への慰謝料請求書と二度と関わらせない示談書」「ご主人に書かせる誓約書」なども作成しています。
LINE相談は無料です。24時間365日受け付けているので、「夫の浮気のことで悩んでいる」という方は、お気軽にご相談くださいね。
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