DV被害者の3割は男性?

逆DVという言葉をご存じでしょうか?

その名から分かる通り、妻から夫へのDVのことです。最近の調査では、実にDV被害者の3割が、男性だというデータもあります。また、妻が夫を暴力によって殺害する事件も発生しています。

腕力に勝る男性が暴力を振るわれる側になると、どういうことでしょうか。

近代では、女性は男性より肉体的に弱く、暴力は絶対的に許されない、という考えが一般となりました。その結果、それを逆手にとらえ、妻が夫に、『あんたが殴ったら、即DVで警察に行くからね!』と言い、夫を殴ったりするケースが増えているそうです。

また、昭和の時代のように、夫はたくさん稼いで尊厳がある、ということもなくなり、『あんたの稼ぎが悪いから』などと、言葉の暴力をし、お小遣いを限りなく減らすなど、経済的DVも増えてきているそうです。

しかも、法律的にも制度的にも、男性が被害者の場合のDVを救済することは、あまり想定されていません。

例えば、刑法による強姦罪は、

「暴行又は脅迫を用いて十三歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、三年以上の有期懲役に処する。」

と、被害者が女性に限定されており、男性が被害者の場合は、強制わいせつ罪にしかならないそうです。

男性と違って、女性は特に、自分がDVをしているを気づかないそうです。DVは殴る蹴るだけでない、というのはむしろ、男性より女性に教えてあげるべきことかもしれません。

当事務所へも、男性からのDV相談が稀にあります。