最近の調査では、結婚件数の約25%が、夫・妻のどちらか一方、もしくは両方が再婚だそうです。厚生労働省のサイト
この数字が多いのかは微妙なところですが、再婚は珍しくないということです。みなさんの周りにも、離婚してからすぐに再婚するひとも珍しくないでしょう。むしろ、バツ1の方がモテる、という噂?もあるほとです。
再婚は離婚から5年以内が半数以上!
こちらは厚生労働省が発表している「前婚解消後から再婚までの期間別にみた年次別再婚件数百分率」の2014年のデータです。
夫 | 妻 | |
1年未満 | 15.9 | 12.7 |
1~2年 | 13.1 | 13.2 |
2~3年 | 11.1 | 10.8 |
3~4年 | 9.2 | 9.4 |
4~5年 | 8.1 | 8.1 |
5~6年 | 6.7 | 7.0 |
6~7年 | 5.7 | 5.7 |
7~8年 | 4.7 | 5.0 |
8~9年 | 4.2 | 4.2 |
9~10年 | 3.3 | 3.5 |
10年~ | 17.9 | 20.3 |
再婚のうち、離婚から5年以内に再婚する割合は男性で57.4%、女性で54.2%となっています。再婚するひとは、半数以上が5年以内に再婚する!ということが読み取れます。
男性の場合、離婚しても2人に1人が再婚すると言われていますので、男性は離婚しても、4人に1人以上が5年以内に再婚する、と考えられます。
籍を入れないという選択肢
離婚を経験すると、結婚に少し抵抗を感じるかもしれません。場合によっては、入籍はせず、事実婚という形を取る方も珍しくありません。子供を望んでいなければ、あまり入籍の必要がないためです。事実婚の可能性も考えると、離婚しても新しいパートナーが出来る可能性は、本当に高いのでしょう。ちなみに、最近では再婚専用の婚活もあるようです。
再婚を予定している離婚
再婚は悪いことではありません。当事務所へも、『実は再婚を考えている男性がいて…』というお話をされる方もたくさんいます。
男性でも、女性でも、再婚する予定がなくても、再婚することを想定しておくことが大切です。特に、お子様がいる場合、養育費や進学費用だけでなく、面会や遺産にまで影響するかもしれません。