「ラブホテルに行ったけど性行為はしてないから浮気じゃない」
「女性の家に宿泊したけれど、ただゲームとかしてただけ。肉体関係はない。疑うお前がおかしい」
「この女性はただの友達。2人で食事したりデートしているだけで肉体関係はないから不倫ではない。これからも二人で会う。友達をお前に制限されなきゃいけないの?」
などなど、肉体関係が疑われる状況で、謝罪どころか、まったく反省しない人がいます。(これは男性のケースで書いていますが、女性もいます)
ほとんどの浮気は夫のスマホ(LINE)から発覚する
- ラブホテルに行っていた
- ラブホテルに行く約束をしていた
- 女性の家に宿泊していた
- 2人での食事やデートを繰り返していた
などがご主人のLINEから発覚したとします。このとき、どれだけ不倫が疑われる状況でも、絶対に肉体関係を認めない人がいます。詳しくは【浮気を問い詰めたときの言い訳ランキング】をご覧くださいね。
ポイントは社会通念上、どう判断されるか
不倫の調査を探偵に依頼しても、ラブホテルの部屋の中で何をしているかまでは撮影できません。
それでは、探偵に依頼しても無駄でしょうか? もちろんそんなことはありません。 ラブホテルの部屋の中の写真や動画が探偵にも撮影できないことは当然です。 裁判例によれば、ラブホテルに出入りしている時点で、肉体関係が疑われ、不貞行為と判断されます。慰謝料が認められます。詳しくは【ラブホテル なにもしていない】などで検索すると、その言い訳が通用しないことが分かると思います。
女性の家やビジネスホテルで宿泊した場合、ラブホテルの場合と違って、直ちに不貞行為があったとはならないようです。しかし、複数回であったり、肉体関係があったようなLINEのやり取りがあれば、慰謝料が認められる可能性が高いとされています。
ちなみに芸能人や有名人の場合、ビジネスホテルや観光ホテル、旅館であっても、週刊誌などで「不倫」とほぼ断定的に報道されます。そこで「いやいや、一緒に妻以外の女性とビジネスホテルに泊まったけど、不倫じゃないですー」と言っても誰も信用しないですよね。スポーツ選手ならチームから活動停止にされます。
長くなりましたが、裁判ではなく、夫婦間でもこれと同じに考えていいと思います。
ご主人の職場の女性に「妻に嘘をついて女性とラブホテルに行ったけれど、ただ話をしていただけ。LINEで『気持ちよかったね』と書いたのはマッサージしただけ。俺は何も悪くないよね?」と言えるでしょうか??
それを取引先の人やお客様に言えるでしょうか?? フェイスブックやSNSにかけるでしょうか?
上記はラブホテルに行ったケースで書きましたが、女性と旅行したり、自宅に宿泊したり、ビジネスホテルに宿泊した場合も同じです。社会通念上、既婚者が異性とこうしたことをすると、不倫が疑われるのです。
事実がどうかよりも大事なこと
もちろん、本当にラブホテルの中でお話ししていただけかもしれません。相手の家で朝までゲームしていたのかもしれません。それが絶対に嘘だ、という話ではありません。そもそも、疑われて当然のことをしている、疑われないようにするべきだよね、ということです。
やましいことがないなら妻に嘘をつく必要はないよね?
→「言うとお前が心配するから、怒るから」と奥様のせいにする人がいます。仮にどんな理由があろうと、嘘をついたことが悪いんですよね。奥様が嘘をついてと頼んでいませんよね。喜ぶわけないですよね。
どうして2人きりである必要があるの?
→「理由はない、たまたま、お前に関係ない」という人がいます。上記に書いたように、人数や場所は重要です。本当にゲームしたいなら、複数人で行うなり、ご主人の自宅でするなり、他に選択肢はありますよね。
どうしてラブホテルで話すの?
→「誰にも聞かれたくなかった」という人がいます。貸会議室でも、誰もいない公園でも、他に人がいない場所はたくさんありますよね。
繰り返しになりますが、「本当に肉体関係がなかった」かどうかは本人たち以外にわかりません。ただ、それだけ疑わしい状況を作った責任は、間違いなくあると思います。
それは奥様を傷つけてまで必要なことなの?
デートやLINEを繰り返している場合でも、本当に「ただの友達」と言うこともあります。異性と2人で食事してはダメ、と言う法律も道理もありません。
「俺が誰と会おうと自由だ!不倫じゃないからお前に指図されることじゃない!」という考えは、間違いではないかもしれません。
ただ、それは奥様を傷つけて、不安にさせてまでする必要があるでしょうか? 奥様を不安にさせてまで、しなければならないことでしょうか?
「俺は友達と会うことも許されないのか!」 そうではありません。男性なら問題ありません。大勢でも問題ありません。どうしてその女性と二人じゃなきゃダメなのでしょうか?そして、その時間に子供の世話は誰がしているのでしょうか?
肉体関係はない!という夫を自白させることは無理
肉体関係があったのかどうかは、本人たちにしか分かりません。
ただ、
- 不倫が疑われることをしたこと
- 奥様を不安にさせていること
- 奥様に嘘をついたこと
は事実ですし、謝罪すべきことですよね。
過去ではなく、これからのための誓約書
絶対にご主人が嘘をついている、100%ご主人が悪い、と言うつもりはありません。実際に、本当にただの友人だった、ということもあるようです。
ただ、奥様を不安にさせて嬉しいご主人はいないですよね。お互いに譲歩しあって、幸せな家庭にしたいですよね。
奥様もご主人も、過去のことに白黒つけるのではなく、これからを考えませんか? 有罪か無罪ではありません。歩み寄りが大事。
当事務所では【再構築のための誓約書】を作成しています。夫婦間のルールを作ることで、奥様が安心できます。ご主人も「なにをしてはダメか」が明確になります。潔白が証明しやすくなります。
もし、異性からどうしても二人きりでの相談を受けなければならないのであれば、今度からは事前に奥様に話して、ラブホテル以外の場所で行えばよいでしょう。
こうした書類を作成する代わりに、奥様もこれまでのことをぐちぐち言わない、これ以上、詮索しない。という約束があってもいいかもしれません。
そして、こうした書類は、第三者が作成することに意味があると考えています。奥様が作成すると、どうしても「重い」「束縛するのか」など、ネガティブな印象を持たれてしまいます。
第三者が、実際に他のご夫婦でよくある項目を提案することで、もし、ご主人が不快に思う項目があっても、それは奥様の考えではなく、他人が考えた項目と解釈すれば、お二人が嫌な気持ちにならないはずです。
お気軽にご相談くださいね。
費用
「再構築のための誓約書」はすべて込みで3万円(税別)で誓約書を作成しております。相談料などを別途請求することはありません。面談は不要で、全国どこからでもご依頼いただけます。
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