浮気相手への慰謝料請求でよくある質問

浮気相手にだけ慰謝料請求したい、という場合のよくある質問をまとめてみました。

浮気の証拠について

確実な証拠って?

裁判でも有効な確実な証拠、というものは難しいようです。ただ、一般的には配偶者が肉体関係を認めていれば、ほとんどのケースで問題なく慰謝料請求できます。また、配偶者が肉体関係を認めていなくても、相手が認めることもあります。とりあえず証拠を集めたり、心配する必要はありませんので、まずはご連絡くださいね。ほとんどの方がLINEの履歴や本人の自白くらいの証拠しかありません。

※訴えたい場合などは探偵や弁護士さんをご紹介します

証拠は探偵に依頼しないとダメ?

そんなことはありません。当事務所に相談される方のほとんどが、探偵や興信所には依頼しません。離婚しない場合の慰謝料は数十万円なので、調査費用の方が高くなってしまいます。

勝手に携帯電話を見ると、犯罪になる?

あるサイトの弁護士さんの見解によれば、ご主人や奥さんの携帯電話を勝手に見ても、現実的に問題になる可能性は少ないそうです。ただ、厳密には、プライバシーの侵害やパスワードを推測してロックを解除することはよろしくないようです。

尾行すると犯罪?

尾行は犯罪?探偵しか出来ないの?という質問もありますが、ご主人や奥様を尾行しても犯罪ではありません。

証拠がないと、慰謝料請求できない?

そんなことはありません。意外とどちらかが認めてくれることがほとんどです。ただ、まったく根拠がない場合は請求できません。

 

浮気相手の情報について

相手の住所を知る方法は?

浮気相手の住所が分からない、ということが多々あります。ただ、住所が分からなくても慰謝料請求する方法は色々あります。

勤務先に聞いたら、住所を教えてくれる?

浮気相手の会社なら分かる、ということがよくあります。ただ、会社に直接、住所を聞いても個人情報保護の観点からも難しいです。基本的には、本人に聞くか、自分で調べることになります。また、会社宛に内容証明郵便を送ることはおすすめしません。

車のナンバーから、住所は分かる?

基本的に、運輸局(陸運局)や警察に問い合わせても教えてくれません。ただ、一部の探偵や興信所に依頼すれば、分かる可能性もあるそうです。

携帯電話番号から住所は分かる?

基本的に、通信会社に問い合わせても教えてくれません。ただ、弁護士さんに依頼して請求する場合、弁護士照会という制度で分かることが多いそうです。

不倫相手の住所や名前が分からなくても、慰謝料請求できる

夫や妻が浮気していたことがメールやLINEから発覚したが、不倫相手の住所などが分からない、配偶者も知らないというご相談がほとんどです。でも大丈夫です。意外と住所は必要ありません。

・LINEやメールで請求書の画像を送る

・電話番号のショートメールで送付先を聞く(郵便局留めが多い)

・配偶者本人や誰かに渡して貰う

など、さまざまな方法があります。ただ、注意やポイントがあり、単純にご自身でされても難しいと思います。専門家に相談されることをオススメします。

 

慰謝料請求に関すること

慰謝料の相場は?

一般的に離婚しない場合、慰謝料は40~100万円くらいが相場だと言われています。不貞の期間、回数、年齢や関係にも影響します。探偵費用や訴訟費用が高額になれば、マイナスになってしまうかもしれません。

示談書は絶対に必要?

慰謝料を請求しても、しなくても、『浮気相手と主人が○○していた』『もう二度と会いません。会ったら違約金を支払います』という内容の示談書(和解書)を作成することが重要です。もし、また同じことを繰り返して、離婚になったとき、重要な証拠となるでしょう。

ご主人が独身だと嘘をついていた場合は?

仮に不倫の決定的な証拠があっても、『彼から独身だと騙されていた』と主張されると、慰謝料が請求できない場合があります。実はこれ、珍しいことではありません。もちろん、職場が同じなど、知っていて当然の場合はあまり心配ないですが、最近ではインターネットで知り合うなど、本当に既婚者だと知らなかった場合もあります。むしろ、ご主人が慰謝料請求される可能性もあります。

浮気相手も既婚者の場合は?

不倫相手も既婚者の場合、逆に、慰謝料請求されるかもしれません。場合によっては、受け取る額より支払う額の方が高くなるかもしれません。

慰謝料は必ず受け取れる?

「相手も既婚者だった場合」「夫や妻が独身だと偽っていた場合」の他に、相手が1円もない場合なども、慰謝料を受け取れない可能性があります。専門家への依頼で、高額な着手金を支払う前に、リスクについて知っておくべきです。

自分でも慰謝料請求できる?

ご自身で慰謝料請求も可能ですが、自分で不倫相手と話し合いをするとき、冷静でいるのは難しいようです。あまり過剰な言葉を使うと、請求している側が脅迫した、ということになり、不利になるかもしません。実際に浮気された側が相手を脅し、逮捕されたケースもあります。専門家へ依頼した方が安心です。

求償請求って何?

求償権、という言葉を知っていますか??ざっくりと説明すると、もし、相手の女性から100万円を受け取ったとしても、後から、その女性がご主人に対し、ご主人も悪いのだから、100万円のうち、70万円を支払って!という権利のことです。詳細は長くなるので、面談でご説明しますね。ひとつ言えることは、求償権すら知らない状態で、自分で請求することは、とても危険です。

本当に着手金は5千円だけ?

はい、着手金は5千円と消費税だけです。この中に内容証明作成の実費(1500円程度)も含まれています。

 

慰謝料請求以外の方法

お金しか請求できない?

どんなにラブラブなメールがあっても、不貞行為とは基本的に肉体関係のことをいいます。ただ、それでも十分、許せませんよね。慰謝料を請求できなくても、『二度と夫に連絡するな』という警告文の作成も可能です。慰謝料を請求することだけが、解決方法ではありません。

浮気相手の会社に乗り込んでいい?

これは脅迫や名誉毀損、プライバシー侵害になるおそれがあります。

不倫相手をクビにできる?

仮に職場の同僚と不倫しても、その人の処分をどうするかは会社が決めることですので、不倫相手を解雇するように強制することはできません。過剰な請求をすると不利になる可能性もありますので、注意が必要です。ただ、慰謝料か退職を求めたとき、辞めることを選択するひともいます。

会社に浮気させないようお願いは出来る?

例えば、『主人と相手女性が同じ職場で、仕事帰りに密会している。密会をやめてとお願いしても、「仕事の話だ」などを言われ、やめてくれない。会社に内容証明を送れるか?』というようなご相談があります。基本的に「業務中に肉体関係を持った」などでない限り、会社に責任はないようです。また、お昼休みの会話を禁止してもらう、なども難しいでしょう。

親に慰謝料請求はできる?

『不倫相手の親はお金持ちらしいので、親に請求してもいいですか?』というご相談もあります。基本的に本人以外は無関係なので、相手が未成年者などでない限り、親などに慰謝料を請求することは出来ません。ただ、任意で親が援助することはありえます。

浮気や不倫につかったお金は相手に請求できる?

『夫が不倫相手と旅行に行っていた。費用の半分を相手の女性に請求したい』という質問がありますが、残念ながら、これらを返還して貰うのは困難でしょう。ただ、相手が任意で支払ってくれる分には問題ありません。

 

浮気・不倫に関すること

風俗って浮気になるの?

日本有数の繁華街すすきののある札幌市。風俗もたくさんあります。「夫が風俗に通っていた離婚したい」という相談が稀にあります。まず、肉体関係を伴う風俗(ソープ)の場合、不貞行為となり、離婚理由になるようです。ちなみに、本番行為のない風俗(ヘルス)でも同様です。キャバクラなどは含まれません。しかし、風俗嬢へ慰謝料請求は出来ません。ただし、お店の外で不貞行為に及んだ場合には、慰謝料が請求できる可能性があります。

婚約中でも慰謝料請求できる?

入籍する前に浮気された、相手は婚約中であることを知っていた、という相談もよくあります。慰謝料の金額は低くなりますが、意外と相手が認めて支払ってくれることがあります。

制裁しないと、また同じことを繰り返す?

ご主人や奥様の浮気が見つかって問い詰めたとき、『もうこの人に連絡しない!』と言っても、実は関係が続いていた、という相談は珍しくありません。どうしても、痛い目にあわないと理解しないひとがいます。しっかり、けじめが必要です。

 

離婚しないで不倫や浮気の慰謝料請求なら

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