離婚とペットの幸せ、親権?養育費?

ペットも財産分与の対象と聞いたことがあるかもしれません。

ペットの親権?所有権は?

ペットは子供と違い、親権はありません。あくまで所有権として、モノ扱いです。。

ペットをどちらが引き取るかは、合意ができないとなかなか難しいです。

 

ペットの財産分与は?

例えば、ペットショップで20万円で買った犬を引き取る場合、財産分与として半額を相手に払う必要があるでしょうか?絶対ではありませんが、減価償却というか、おそらく犬は1歳を超えると売ることもできず、お金として価値はないので、そうする必要はないようです。

では、これがコツメカワウソです、とかになると話は違ってくるかもしれませんが…。

 

ペットの養育費は請求できる?

ペットの養育費、飼育費などを請求することも困難です。実際に、飼うお金がないなら、俺によこせ、捨てろ、と言われてしまったケースもあります。

ただ任意でペットの飼育費を払ってくれる人はいますし、実際に離婚協議書に書いたこともあります。権利義務ではない、ということだけご理解ください。

 

ペットの面会権は?

稀にあるのが、離婚してもペットと月に1回、会いたいという方です。これは双方が合意すれば、離婚協議書などに書けます。ただ、子どもの面会とは違って、約束を果たしてくれず、会えないときに、調停などで面会を申し込むのは難しいでしょう。

 

ペットを生涯、大切にさせるためには?

離婚してペットと離れて暮らすことになったけど、とにかく心配、最後までしっかり面倒を見て欲しい、という方もいると思います。こうした場合、ペットの飼育に対して、信託契約を交わすことも可能です。詳しくは、検索してみてください。

 

離婚の前に知っておくべき100のこと

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