旦那の浮気を問い詰めたら逆ギレされた

『夫の行動が怪しくて、浮気していると思うんですけど、問い詰めても逆ギレされそうで…。』

『夫のスマホを見たら浮気していて、問い詰めたんですけど、それでも浮気を認めず、「そんなに俺が信用できないなら離婚だ!」と言われてしまって…』

という相談がよくあります。このページでは、夫の浮気を疑ったら逆ギレされた、というケースについて紹介します。

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浮気を問い詰めたとき、大きく3パターンに分かれる

経験上、夫に浮気を問い詰めたとき、大きく3パターンに分類できます。

1、とにかく謝罪&ちょっと嘘をつく

2、全面降伏や無気力

3、逆ギレや無視(絶対に認めない)

それぞれ、簡単にご紹介します。タイプ別に注意がありますので、問い詰める前の参考になれば幸いです。

常識的な夫は、少しだけ嘘をつく

後述します。

すべて正直に話せば許されると思っているのか

『夫に浮気を問い詰めたら、正直に結婚前から付き合っていることを教えられて…。しかも、他にも3人も浮気していたらしくて…』という相談も珍しくありません。

嘘をつくのは、大変だし、面倒なものです。

このため、正直にぺらぺら浮気について、あっさり白状するひともいます。中には、『聞いてもいないのに、新婚旅行中に浮気したことまで話し出した』『浮気相手とディズニーランドに行ったことを白状したが、思い出の場所だったので、聞きたくなかった』など、真実を知ることで、奥さまが余計に深刻なダメージを負うケースも多いようです。

こういう男性は、『正直に話せば許して貰えると思っている』のか『離婚されてもいい』のか『なにも考えていない』なのか、わかりません。ただ、『聞きたくなかった』という悩みのある女性が本当にたくさんいます。

こうしたタイプのご主人の場合、問い詰める前に、『しっかり覚悟しておくこと』『本当に真実が知りたいのか?』など、よく考えてからにした方がいいでしょう。知らない方が幸せな事実は、たくさんあります。嘘をついて欲しかったこともあります。

 

逆ギレ夫が言うセリフ

やっと本題です。浮気について質問したら激怒された、というケースです。

奥様が『スマホを見ちゃったんだけど、これなに?』と質問すると、尋常じゃなく怒り出す人がいます。

『勝手に携帯を見るなんてプライバシー侵害だ!訴えてやる!』

『そんなに俺の言うことが信じられないなら出て行け!』

『仕事上の付き合いだ!』

『誤解だ!勘違いだ!俺を疑いやがって!』

『その女性はただの同僚だ!連絡なんかしたら、離婚だ!』

『じゃあ、もうLINEしねーよ!お前の誤解だけどな!』

『なにもなかった(不倫は終わった)から、もういいだろ!』

そして最悪なのが、『お前(奥さん)が○○だから浮気するんだよ!』です。○○には、愛情がなくなったとか、家庭の居心地が悪いとか、いろんなワードが入ります。

怒っていることをアピールするために、家に帰ってこない、家族を無視する、帰る時間が極端に遅くなる、などもあります。

 

どうして普通に話せないの?

さて、事実がどうであれ、どうして普通に会話できないのでしょうか?

誤解なら誤解で、普通に説明すればいいだけですよね。そんなに興奮して、大声で話す必要があるのでしょうか。嫌なことがあったら、○○しないでね、と言えばいいだけですよね。どうして、いきなり離婚という言葉が出てくるのでしょうか。携帯電話を見られて、そんなに困ることがあるのでしょうか。

基本的に、逆ギレする男性はやましいことがあるんだと思います。絶対にスマホを見せてくれません。履歴を復元していい?と聞けば怒ります。

もちろん、やましいことがなくても、疑われることは嬉しいことではありません。怒ったり、悲しんだりすると思います。ただ、そんなに興奮しませんよね。なにを疑われたの?と不思議に思うだけです。

 

逆ギレするタイプは、時間とプライドが大切

逆ギレするタイプは、『とにかく奥さんに指図されるのが嫌』『奥さんに負けたくない(?)』という自分が一番大好きな男性に多いようです。また、テンパると『とにかく怒鳴ってしまう』人もいます。

前述のちょっとずつ嘘をつくタイプの男性は、ある意味、賢くて、その状況でもぺらぺら嘘をつける男性です。逆に、不器用な男性は、いきなり奥さんに『浮気してるでしょ?』と言われてパニックになってしまいます。『認めたら離婚される』『認めても怒られる』⇒どうしよう!となり、『なんで勝手に俺の携帯を見たんだ!』と、意味の分からないことでキレだすのです。

ここでポイントは、『逆ギレする人 = 離婚したい人 とは限らない』ということです。

男性はパニックになると、思ってもいないことを言い出します。その場から逃げ出したい衝動から、『出て行け!』とか『じゃあ、離婚だ!』と言ってしまうのです。無視する、逃げる、という人もいます。そして、あと(離婚届を書くときとか)になって、やっぱり離婚したくないとか、奥さんが泣き寝入りして、なぁなぁになってしまうのです。

こうしたタイプの夫に問い詰める場合、手紙がオススメです。ただ、誠意のない夫の場合、嘘を考える時間を与えるだけなので、逆効果かもしれません。また、手紙を書いたけど、読まないという人もいます。詳しくは、ご主人の性格や不倫の状況に応じて、専門家へ相談した方がいいかもしれません。

 

浮気を放置するのは危険

ちょっと脱線しますが、『浮気を問い詰めずに、放置する』という選択肢もあります。これは、『夫に浮気をやめさせるためには、居心地のいい家庭にすること!』というような怪しい情報商材などに書かれているようです。(実際に購入したお客さまもいます)

この選択がいいかは別として、夫の浮気を放置すると、『不倫相手に子供ができた』『知らない間に多額の借金をしていた』など、本当に後戻りできないことになる可能性があります。そして、これは珍しい話ではありません。夫に問い詰めてケンカするのは疲れますが、放置するのもオススメできません。

 

離婚は浮気ではなく、その後の対応で決まる

他でも書いているので簡単に。浮気だけが原因で離婚する夫婦は、本当に少ないのです。

しかし、浮気を問い詰めたときに逆切れされたり、殴られたり、暴言を吐かれると、信頼が失われて、その人との将来が見えなくなるのです。浮気のほとんどは、遊びです。本気ではありません。

しかし、感情的な言い争いで信頼関係を損なうと、もうあとには戻れないかもしれません。浮気は絶対に許せることではありませんが、より大切なことは、ご自身が幸せになることです。後悔する前に、しっかり考えて対応することが大切です。

 

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夫に浮気された妻が知っておくべき30のこと

夫に浮気されたときに知っておきたいことをまとめました。証拠のこと、夫が逆ギレしたときのこと、浮気相手に仕事を辞めて欲しい、浮気相手に謝罪をさせたいなど、これまでのご相談で聞かれたことをまとめています。詳しくは【夫に浮気された妻が知っておくべき30のこと】をご覧くださいね。

 

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※相手の住所が分からなくても大丈夫です

※証拠がなくても、ご主人が肉体関係を認めていれば大丈夫です