旦那に内緒で不倫の慰謝料請求の内容証明を送りたい

夫や妻の不倫相手に慰謝料請求したい、内容証明を送りたい…けれど、請求していることを、夫や妻に知られたくない…というご相談が多くあります。

 

秘密にしたい理由

  • 夫(妻)が逆ギレしそうで怖い
  • 夫から嫌われそうで怖い
  • 夫が慰謝料を代わりに支払うと言いそうで怖い(肩代わり)
  • また不倫のことでケンカしたくない

などをよく相談されます。

 

逆ギレしそうで怖い

『相手に迷惑をかけるなんて!』『彼女は関係ない!』『オレの会社での立場を考えないのか!』などの由で逆ギレする人がいます。男性に多いと感じます。もちろん、無視しても良いのですが、離婚しないためには争いは避けたいですよね。

 

嫌われそうで怖い

『そんなことをする人だと思わなかった』『卑怯だ』『お前だって責任があるくせに』など、理不尽なことを言われることもあります。言い方は様々ですが、自分の不倫を棚に上げて、妻や夫を非難する人はいます。

 

代わりに支払うと言いそうで怖い

不倫相手に慰謝料を請求すると、夫や妻が代わりに払おうとするケースもあります。もちろん、そんなことをすれば余計に怒りを買うことは明白なので普通の人はしません。ただ理解不能な人もいます。肩代わりの可能性がある場合は、請求する前に、ご主人や奥様に肩代わりしないよう一筆、書かせることも重要です。

 

また不倫でケンカしたくない

過去に不倫でケンカしたことがある場合、また不倫のことで家庭内がギスギスするのが嫌、子供に申し訳ない、という方もいます。

 

内緒で請求できるか?

いくら慰謝料請求書などで「うちの夫に慰謝料請求されたことを言わないように」と書いても、相手がそれを守る義務、守らなかったときのペナルティはありません

経験上、それを守る不倫相手は半数以下だと思います。多くの場合で配偶者に「こんなの来た!」と連絡します。このため、原則的には、不倫相手に慰謝料請求することを配偶者に宣言してから慰謝料請求することをオススメしています。

詳しくは【浮気相手に慰謝料請求した場合の旦那の反応、離婚すると脅された】をご覧ください。

 

相手が離婚を狙っているか

もし、不倫相手の女性が略奪(離婚させて自分と再婚したい)と考えているのであれば、むしろ奥様からの連絡を喜んでご主人に話すかもしれません。そうした可能性がある場合、ご主人に慰謝料請求の話をしておいた方が良いと思います。プライドの高い男性は、自分を超えて奥様が不倫相手に連絡することを嫌がります。彼女が可哀想、妻は彼女をいじめる悪者、のように言ってくるケースもあります。

 

夫が反省しない、という不安も

もし、不倫相手が奥様から慰謝料請求されたことをご主人に言わず、ご主人がなにも知らずに解決したとします。

その場合、ご主人はなにもペナルティもなく、不倫が終わることになります。慰謝料を払うわけでもなく、家庭がギスギスすることもありません。そうなると、ご主人はなにも苦労がない、ということになります。理想を言えば、「ご主人が不倫すると、相手にも迷惑がかかるんだよ」と分かって貰った方が安心だと思います。

 

大成功するケースもあるが…

いろいろと書きましたが、慰謝料請求書の中に「絶対に夫には連絡しないよう書いてください」というご依頼は珍しくありません

その希望が叶うこと(浮気相手が配偶者に慰謝料請求されたことを伝えないこと)もありますし、無視される(配偶者に伝えてしまう)こともあります。

もし、どうしても浮気相手が配偶者に慰謝料請求されたことを伝えないようにしたいのであれば、相手の立場で考えて、相手にどういうメリット(デメリット)があるかを上手に伝えることが大事になります。

 

知られたくないなら、円満に解決するべき

例えば、『妻から連絡があったことは絶対に夫に言わないこと。二度と夫に関わらないという書類にサインすること。それを守ってくれるなら、慰謝料は10万円でいい。その代わり、夫に言ったら、通常の慰謝料を請求します』と言われたら、どうしますか?

普通の理解力があれば、不倫相手に言わずに、慰謝料を払いますよね。もちろん、こう書くのは脅しになるのでダメです。これは極端な例ですが、やはり、高額な請求をしたり、裁判をしたり、脅すなどすれば、ご主人に知られる可能性が高くなります。

絶対に夫に連絡しないこと(妻から連絡があったことも言わないこと)を条件に、慰謝料を請求しない』という方もいます。詳しくは【慰謝料請求しないで解決する方法

 

女性のタイプによる

例えば、相手が既婚の女性であれば、応じてくれることが多いです。自分も夫にバラされると困るからです。

次が、独身の若い女性です。ほとんどが遊びの不倫です。お金もありません。円満に終われるなら、奥様の要求に応じてくれるケースが多いです。

逆に難しいのが、30代後半から40代前半の独身の女性です。この年代の女性の時間は、結婚や出産に関してとても貴重です。彼が自分に結婚や出産を期待させるような発言をしたくせに、彼だけ幸せのままなんて許せない、という話になりやすいです。不倫が終わるときに男性に恨みや怒りが向くことが多く、彼の家庭を壊したい、となりがちです。とにかく奥様に嫌がらせしたい、というケースもあります。

 

当事務所ではこのページで説明したいような相談の経験も豊富です。LINE相談は無料で、24時間受け付けています。全国、どこからでもご依頼いただけます。お気軽にご相談くださいね。

 

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※ 相手の住所が分からなくても相談OKです

※ 探偵に依頼して得た証拠などがなくても、配偶者が肉体関係を認めていれば請求できます